語学と音楽・・・・それは一見何の関わりも無さそうですが、音楽をやってる人は傾向として語学も堪能な人が多いようです。たしかに、ミュージシャンやピアニスト、バイオリニストとといった職業の方達はかなり流暢に外国語を話すイメージがありますね!
今回はそんな「語学と音楽の関係性」について書いていこうと思います。
実は僕は発音が良いってよく言われるんだけど、これも学生時代から弾き続けているベースと関係があるのかなって思っています!
いや、そんなの誰も聞いてないです 汗
楽器を弾いていた人は発音が良い!?
ミュージシャンや昔バンドをやっていて楽器を弾いていた人は外国語の発音がものすごく良い人が多い気がします。楽器も弾けて歌も歌えて外国語も話せるなんて羨ましい限りですね!
僕の大好きな数あるアーティストの中に世界のサムライギタリスト「MIYAVI」さん、元ジャニーズで現在は海外でも活躍している「赤西仁」さんがいます.
〈MIYAVI〉
〈赤西仁〉
どうでしょうか?彼らに共通しているのは流暢に言葉が出てくるのはもちろんのこと、何と言っても「発音」がいいですよね!特に赤西さんの英語はアメリカ人なんじゃないかってくらいにアメリカンイングリッシュですね。
しかも二人とも幼少期に英語を身につけたのではなく、大人になってから英語を身につけています。大人になってからこんなにも流暢な英語を身につけられたのには本人たちの努力がもちろんありますが、彼らがミュージシャンであり音楽で身につけた語学のセンスも関係していると思います。
楽器演奏は右脳・左脳を鍛える
楽器演奏は脳の様々な箇所に負荷を掛けます。脳に負荷がかかるということは脳を使っているということであり脳が鍛えられているということです。
実は音楽は聴いているだけでも脳を刺激しています。
音楽を聴くことで特に鍛えられるのは「ワーキングメモリ」です。ワーキングメモリは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・保持する能力です。
この能力は日常生活や仕事にも必要になってくる能力ですよね!
もちろん音楽を聴くだけでなく、楽器を演奏するということになるとより脳は活性化されます。楽器を弾くことは脳を無茶苦茶刺激させるようで脳内で花火が怒ってるんじゃないかというくらいむちゃくちゃ刺激しているようです。
また、楽器を演奏することで「右脳」と「左脳」の結びつきを強くします。左脳は言語脳と呼ばれており主に文字を認識したり発話する機能を持っています。
それに対して右脳はイメージや感性、感覚、音楽的要素などを司っています。
楽器を演奏する人が外国語の発音の良い傾向がある理由としてはこの右脳の音楽的要素に秘密があります。
右脳が発達していると音の聞き分けが良くなります。要するに、ある音と比較して自分が出した(奏でた)音が間違っているか否かを聞き分けができるようになります。
外国語の発音という観点から話すと、ネイティブの話した発音と自分の発音がどう違うか、どこが違うか聞き分けができるんです!
バンドをやったことがある人なら分かると思いますが、耳コピをする時にお手本とする音と自分が出した音が合っているか、違う場合はどのくらい音が外れているか一つ一つ確認しながら音を拾っていくと思います。
あの地道な作業が耳を鍛え、音楽脳だけでなく語学脳も育んでいたんですね!
楽器演奏で右脳と左脳の結びつきを鍛えることは外国語学習にも役立つ!