What if we ask him for help with the project?
There is no use asking him. He’s too busy with his own work.
英語の中には、ネイティブスピーカーが日常的に使う便利な表現がたくさんあります。その中でも「There is no use ~ing」は、「無駄だ」という意味を伝えるためによく使われる表現の一つです。この表現は、特定の行動が無意味であることを強調したいときに使われます。本記事では、「There is no use ~ing」の基本的な意味と使い方、例文について詳しく解説します。この記事を読むことで、この表現を正しく使いこなせるようになり、英語の表現力が向上するでしょう。
「There is no use 〜ing」の意味
「There is no use 〜ing」という英語のイディオムは、「〜しても意味がない」や「〜しても無駄だ」という意味を持ちます。文中の「use」は「使用」や「役に立つこと」を意味し、「no use」は「役に立たない」という意味になります。つまり、このフレーズ全体で「何かをすることが無駄である」という意味合いを表現します。
文法的なポイント
「There is no use ~ing」の例文
There is no use crying over spilled milk.
「こぼれたミルクを嘆いても意味がない。」
There is no use waiting for the bus if it’s already late. We should walk.
「バスがすでに遅れているなら待っても無駄だ。歩こう。」
There is no use arguing with him; he never listens.
「彼と口論しても無駄だ。彼は全然聞いてくれない。」
There is no use trying to change the weather.
「天気を変えようとしても無駄だ。」
日常会話例文
「~することは無駄だ。」という言葉はよく使いますね。僕がこのフレーズを学んだのはアメリカのTVドラマ「Suits」を見ている時でした。どういうシーンだったか記憶が定かではありませんが、「There is no use thinking that(それを考えても無駄だ)」という意味で使われていたのを覚えています。ここでは少しだけ日常会話でどのように使われるか見ていきましょう。以下の日常会話例文を見てください。
A: “I lost my wallet somewhere in the city. Should we go back and look for it?”
B: “There is no use going back now. It’s already too late, and we have no idea where it could be.”
(日本語訳) A: 「街中で財布をなくしたんだ。戻って探したほうがいいかな?」
B: 「今さら戻っても無駄だよ。もう遅いし、どこにあるかもわからないんだから。」
「There is no use ing」という表現は、日常会話でもよく使われるフレーズの一つです。ただし、よりカジュアルな表現や、同じ意味を持つ別の言い方が好まれることもあります。例えば、以下のような表現が同じ意味で使われることがあります:
- “It’s no use ~ing.”
例: “It’s no use arguing with him.”(彼と議論しても無駄だ。) - “There’s no point in ~ing.”
例: “There’s no point in going back now.”(今さら戻っても意味がない。) - “Why bother ~ing?”
例: “Why bother asking him? He never listens.”(彼に聞く必要ある?彼は全然聞いてくれないよ。) - “It’s a waste of time ~ing.”
例: “It’s a waste of time trying to fix it. Let’s buy a new one.”(それを直そうとしても時間の無駄だよ。新しいのを買おう。)
このように、「There is no use ing」は日常でも使われるものの、文脈によっては他の表現がより自然に感じられることがあります。特に、カジュアルな会話では短縮形や別の言い回しが好まれることが多いです。